エムデンへ合唱旅行♪ 

11月15日(土)
ベルリンの女声コ-ラス、アンサンブル和で北ドイツのエムデンへ合唱旅行に出かけた。
ベルリンからは8人が、そして私はライプチヒからそれぞれ電車で5時間30分ほど。
途中私はマグデブルグで合流、I先生はハノ-バ-で同じ列車に合流した。
この日ハノ-バ-は、ネオナチの集会があるとかで、駅は機動隊が大勢出動していて重々しい雰囲気。
I先生が無事乗り換えられるかと、みんなで心配していたが、問題なく合流できてよかった。

エムデンまでの数時間の間、みんなでいろいろおしゃべりしていると、あっという間に到着。
駅にはエムデンのコ-ラス、Singeverein Emdenの人達が迎えにきてくれていた。
ホテルまで車で送っていただいて、しばし休憩。
15時30分から会場である教会へ行き、私達が歌うジェンキンスのレクエイムの部分をオケと合わせた。
19時からゲネプロだった。

今回の演奏会は、エムデンの合唱団の招きで、ジェンキンスのレクエイムとメンデルスゾ-ンの讃歌を歌うのだが、そのうちレクエイムには典型的なラテン語の歌詞の曲以外に、俳句を取りいれ日本的な和音と旋律の曲があり、その部分を私達アンサンブル和が歌うことになっていた。尺八も登場する。

それにしても、一回オケとあわせただけで、ゲネプロ。しかも讃歌のほうは、オケあわせなしにいきなりゲネプロだった。
私がベルリンにいたころオラトリオを歌う合唱団2箇所を経験したが、いずれも演奏会前はオケ合わせとゲネプロは2日に渡って行われ、たっぷり時間もとって行われていたので、いきなりゲネプロというのにはびっくりした。


翌日、16日(日)は、朝からあいにくの雨。
演奏会は17時からで、集合は14時30分なので、午前中お天気がよければ少し観光をと思っていたが、雨のため外に出る気がせず、みんなそれぞれホテルの部屋でのんびり過ごしていた。
お昼はどこかで、お魚を食べようといことで、教会近くのレストランを選んで行った。

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地元の人が集まっている小さなレストランだった。
白身魚のフライ、ニシンのマリネなど、ヒラメのフライなど、みんなそれぞれ注文。
けっこう待たされたが、味は悪くなかった。
とりわけ、ニシンはベルリンとかで食べると塩辛くてとっても苦手だったが、本場のニシンのマリネはマイルドな味で食べやすかった。

ちなみに、この地域フリ-スランドは紅茶で有名。飲み方も少し独特だ。

濃い目の紅茶に、氷砂糖と生クリ-ムがついてくる。

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氷砂糖と生クリ-ムを入れて、これを混ぜずに飲むのが正しい飲み方だとか。

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さて、2時30分に集合し、発声。そして最後のリハ-サルに臨んだ。
といっても、それぞれの曲の頭の部分だけ合わせるだけだ。
お昼にI先生からの指令で、レクエイムの中で私達のとっぱしめのソプラノの部分を、私も手伝うようにとのこと。
シェ-いきなり。案の定リハ-サルでは、なんだかみんなに合ってなかったのが、自分でもわかった。
その後、本番までの間に、4人で最終練習。声を合わせることを意識して歌おう!ということで本番に挑むことになった。


17時開演。
20ユ-ロのチケットが完売だとかで、会場は満席。





まずは、ジェンキンスのレクエイム。素晴らしい曲だ。わかりやすいメロディ-。時に映画音楽を彷彿するような抑揚感のある曲もあれば、しんみりとした曲もある。またソプラノとボ-イソプラノのソロの部分が感動的な旋律だ。
そして、間に尺八と共に私達が歌う日本的な曲は、対照的なエッセンスとなり、聴く者を飽きさせない。

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さて、私達が歌う最初の箇所。「花と見し♪ 雪は昨日ぞ♪ 元の水♪」 
耳を澄ませて4人の声が合うように心がけたけど、どう聞こえたかな?と心配だったが、後から仲間の話では、ばっちりだったとか。ホッ。
しかし、最後の曲で男性コ-ラスとの掛け合い部分で、私は隣のHさんとともに早く出てしまった。。シェ-。なんでこんなミスをしてしまったのか、わからない。まあ、観客には聞こえてないとは思うけど、録音にばっちり入るかも。ゲゲ。。
唯一の反省点だ。


そして、休憩を挟んでメンデルスゾ-ンの賛歌。
私達は本来はレクエイムだけでよいのだが、私はこの曲が大好きなので、これも歌さわせてもらった。
Hさんも一緒にソプラノ2を。Tさんも本当はソプラノ1を一緒に歌う予定だったが、喉の具合が良くないのでキャンセルということで残念だった。

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ちなみに、このメンデルスゾ-ンの賛歌(ドイツ語ではLobgesang)は、グ-テンベルグが印刷機を発明して400年記念の年に、ライプチヒ市に委託されたメンデルスゾ-ンが、ライプチヒで作曲したものだ。
初演は1840年6月25日、ライプチヒのト-マス教会で行われ、好評を博したそうだ。

いや-、素晴らしい。メンデルスゾ-ンはほんとに美しい曲を残したなとあらためて感激だ。エリアスも素晴らしいけど、
賛歌も歌い応えのあるオラトリオだ。
ちょっとテンポが遅くて歌いにくいところも多々あったり、コラ-ルは逆にもっとゆっくり、静かにしっとりと歌いたかったけど、それでも気持ちよく歌わせたもらった。
Hさんも私の後の列で、美声を響き渡らせていた。ソリストがいるのかとおもったほど。

ところで、ゲネプロと本番の間、観客席を見ていた私の目を釘付けにした一人の少年がいた。
小学5年生ぐらいの少年かな。前の方に座って、真剣な眼差しで聞いていた少年。時々目を下にやりながらまた正面を見据えている。おそらく膝の上に楽譜をおき、音符を追いながら聞いていたのだろう。
きっと、ご両親が小さい頃から演奏会に連れて行って、本人も興味を持ったのでしょうね。
観客の9割以上が年配の方が多い、オラトリオの演奏会で、小学生がこんなに興味深く真剣に聴き入っている姿はとても新鮮で、感動的だった。
この時思い出していたのが、いつか義母から聞いた話だった。ギムナジウムの音楽教師だった義母にくっついて、Qちゃんも幼少の頃から良くオラトリオのコンサ-トを聴きにいっていたらしい。そして、Qちゃんもいつも楽譜を持参して、音符と歌詞を追いながら興味深く聴いていたそうだ。
私はこの少年を舞台から眺めながら、Qちゃんが小さい頃のことを想像していた。


演奏会は盛況のうちに幕を閉じた。
その後近くのカフェ-で皆でミニ打ち上げ。

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ビ-ルで乾杯!

そしてホテルに戻ってからは私達だけで打ち上げ第二弾。

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延々3時まで爆笑続きの超楽しい時間を皆で過ごした。
それにしても、皆元気ぃ。


そして翌朝の地元新聞の見出しに、私達のコンサ-トの写真が大きく掲載されていた。

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2年前のパリに続き、久々の演奏旅行だったけど、とっても楽しい時間だった。
楽しい仲間に恵まれ、共に旅ができたことに感謝。
またどこかに演奏旅行に行きたいな。


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