ドイツのヨ-グルトメ-カ-でおいしい納豆がつくれました!
ドイツでは納豆は冷凍なら買えないことはありませんが、やはり納豆としては高価ですので、毎日食べるのは躊躇してしまいます。
健康に良いので毎日食べたいとこですが。。
ずいぶん前に、一度納豆を作ってみたことがあったのですが、温度管理が不適当だったことから雑菌が入ったようで、アンモニア臭はきついし味もいまいちでした。
ある時、Qちゃんの職場のラボのオートソ-ブに入れて発酵させてみたところ、すごくうまくできたので、やはり温度管理が大事なのだと実感したものでした。
でも、納豆菌を研究所のラボに持ち込むなんて、言語道断。それ以降Qちゃんから禁止されてしまいました。
その後、いつかはヨ-グルトメ-カ-を使ってチャレンジしてみたいと思いつつ、かれこれ10年以上たっていました。
そんな時、最近Qちゃんがお誕生日にヨーグルトメ-カをお友達からプレゼントされました。
大喜びしたのは私。
ヨ-グルト以外に、ついに念願のヨ-グルトメ-カによる納豆作りにチャレンジすることになりました。
いただいたヨ-グルトメ-カ-は、Rommelsbacherというドイツ製。
4つのプログラムがあり、ヨ-グルトのプログラムにすると、42度で保たれるので、納豆づくりにぴったり!
早速納豆づくりを開始しました。
まず、大豆200gをたっぷりのお水にいれて24時間浸水させます。
そして、3時間ほど煮るか、蒸します。
私は、1回目は煮て、二回目は蒸してみましたが、個人的には蒸すほうがお勧めです。
煮るよりも味が濃いような気がするからです。
いずれの場合でも、少し柔らかめかなと思うぐらいでも大丈夫です。発酵させると、少し硬くなるので。
大豆を入れる容器やスプ-ンなどは、すべて熱湯消毒をしておきます。
これ、かなり重要だと思いますね。雑菌が入るのを極力避けないといけません。
蒸しあがった大豆はヨ-グルトメ-カ-の容器に入れます。
納豆の種は今回は市販の納豆を使いました。
4分の1パック分を熱湯大匙1にいれます。
納豆は容器に移し、そこに納豆の種を入れて混ぜ合わせます。
その容器をヨ-グルトメ-カ-に入れ、手ぬぐいを上からかぶせ、ふたをずらして載せます。
納豆菌は空気を必要とするため、密封はしないで空気が入るようにする必要があるのです。
ヨ-グルトのプログラムで時間を24時間にセット。
蓋に水滴がついてきます。
だんだん、納豆のにおいがしてきますよ。
24時間たつと、大豆の表面に白い膜がはり、きれいに発酵しています。
ちなみに上の画像は大豆を煮た時のもの。
こちらは大豆を蒸した時のものです。
若干色が濃いくなります。
そして、大豆を煮た時はかすかにアンモニア臭がしていたのですが、蒸した時はアンモニア臭が皆無でした!
その後、小さな入れ物やタッパ-に分け入れて、冷蔵庫で2-3日熟成させます。
市販の納豆のいれものは蓋に小さな穴があいているのでそのままで構わないですが、タッパ-などに入れた場合は、
納豆が呼吸できるよう、蓋を占めずにキッチンペ-パ-などを被せるとよいです。
冷気にあたることで、アンモニア臭がなくなるそうですが、煮たほうはそれでもほんの少し残っていました。
蒸したほうが最初からアンモニア臭がなかったので、最高のできあがり。
できた納豆は、糸引きも十分にあります。
蒸した方は、市販のヨ-グルトの小さな容器に分けて熟成させました。
1回分にちょうど良い大きさで、そのまま練って食べるのに便利!
また、自家製納豆のタレも作ると、完璧!
作り方は、だし醤油大匙3、みりん大匙3、酒大匙1、砂糖小さじ2、酢4滴を混ぜて、レンジで1分ぐらいチンしするだけ。
添加物0のおいしいタレのできあがりです。
おネギをたっぷり入れたら、もう最高。
私の至福のお昼ご飯です。
Qちゃんはさすがに納豆は苦手なので、平日の私のお昼ご飯に食べることにしています。
多めに作って、容器ごと冷凍すると便利ですね。
おまけは、皮から作った手作り餃子。
今ドイツの森で生えている熊ネギ(行者ニンニク)をいれて、羽根つき餃子に挑戦しました。
最近購入したバラニ-ニのフライパンのおかげで、カリカリモチモチの餃子に。
最近、いろいろ手作りにはまっています。
- [2021/04/15 16:09]
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最近の魚介料理
4月に入っても、まだまだ肌寒いドイツ。気温も一桁の日がほとんどです。
コロナの状況もよくならず、ステイホ-ムな毎日がまだまだ続きそうですね。
レストランは開店の見込みが立たずじまい。おうちごはんをいろいろ作るしかありません。
最近作った魚介料理を記録しておきたいと思います。
まずは、洋食偏。
Qちゃんのお誕生日の日に作ったタコのソテ-。
いつもは冷凍ものしか手に入らないタコですが、この日はスペイン産の生タコがてにはりました。
一匹買って、残りは冷凍保存しました。
アンコウほほ肉のアクアパッツァ。
スズキのソテ-、サルサヴェルデソ-ス。
シンプルに白身魚をソテ-してお野菜を添えるお料理があっさりとして、とっても好きで、よく食卓に登場します。
お次は、マグロノステ-キシチリア風。
シチリアのお野菜料理カポナ-タを添え、マグロには西洋ワサビソ-スをかけました。
イタリア料理日高シェフのおいしいレシピ-です。
ひさびさのボンゴレスパゲッティ。
スペイン産のボンゴレで、ちょっと大きめでしたが、個人的にはイタリア産の小さ目のボンゴレが好みです。
そして、今年のイ-スタ-の金曜日に作ったタイのアクアパッツァ。
これも日高シェフのレシピ-で、ミニトマトは事前にオ-ブンで低温で焼き、セミドライにするとトマトのうまみが抜群。
今回は、ちょうどよい感じにス-プが乳化して美味でした。
そして、エビのソテ-、アメリケ-ヌソ-ス。
エビの殻でとっただしで作りソ-スは、最高においしいです。
エビが思ったより小さかったですが。。
魚介料理の和食偏。
にぎり寿司に挑戦!
マグロは二つだけ漬けにしてみました。
サ-モンは炙りにもしてみました。
なかなか難しいですね。もっと練習したいと思います。
ある日、ホタテの貝柱を貝ごと買うことができました。
綺麗に掃除して、ホタテのバタ-醤油をつくりました。
お汁も濃厚な味ですね。
最後は、急に食べたくなった天ぷら!
エビとタコとお野菜の天ぷら。
タコは先日ソテ-にした残りを冷凍していたもの。
熱いうちに食べようということで、Qちゃんとアッという間に無言で食べてしまいました。
時々とっても食べたくなります。
ドイツでは手に入る新鮮な魚介類は限られていますが、それでもライプツィヒは幸いまだ手に入りやすいほうで、助かります。
また、Qちゃんも魚介類が好きなので、一緒に味わうことができて有り難いことです。
- [2021/04/15 14:51]
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