2014年フランス旅行記: フランスアルペンでトレッキング 

7月17日(木)
昨日16日は、プロバンスを後にし、車で大移動。
帰りはフランスアルプスのTinisで2泊してからドイツへ帰る予定だ。
16日はただひたすら車で移動。Tninisに到着すると、雨が降り出した。寒っぶ-。
おまけに、わかってはいたけど、スキ-リゾ-ト地なので、宿泊施設がぼんぼんたてられた味気のない地域で幻滅。
ただ、スキ-リゾ-トなだけに、夏場はとても割安なのだ。

さて、翌日17日は、申し分のないお天気。
予定通り、トレッキングをすることにした。

標高2000mぐらいの地点からスタ-ト。



どんどん登っていきます。

上のほうは、残雪があり、その上をザクザクと歩いていきます。

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3時間ぐらい歩いて、目的地に到着。

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標高約3000m。
上のほうはかなり空気が薄いかんじだ。


登ってきた頂上の右側がフランス。

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左側がイタリア。

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山を境に国境になっているようだ。


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お昼ごはんを食べて、再び山を下っていきます。


途中さまざまな、高山植物が目をたのしませてくれた。

Soldanelle.
Qちゃんの話では、この花は冬に咲くらしく、この時期に見られるのは珍しいとか。

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Kohlröschen.
この花は、鼻をくっつけて匂いをかぐと、バニラのような甘い匂いがする。
こちらも、かなり珍しい高山植物だそうだ。

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かわいらしい、Enzien.

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そして、最も感動したのが、可憐なエ-デルワイス。

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やはり、エ-デルワイスはほとんどが急な斜面に咲いていた。
だからこそ、なおさら見つけにくいのでしょうね。


山で目にして感動したのは、高山植物だけではありませんでした。
登山道で出会った、Mummele.

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超かわいい。鳴き声がまた愛らしかった。


無事下山するやいなや、Qちゃんはそのまま自転車で山を走ると。
ま、そのために、はじめから自転車用のウエア-を着て登山していたので、他の人からジロジロ珍しそうに見られてたのだ。
どこまで体力あるねん、このQは。

ということで、私は車でいつものお付き合い。

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そして、到着。
自転車コ-スとしては、最も標高の高い山だそうだ。

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お疲れさんでした。


フランス最後の晩餐は、宿のレストランで食事をした。
二人ともラム料理を選択。

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おいしいワインと共に、フランス最後の夜をエンジョイした。


明日はドイツへ。
Qちゃんのお母さんの住むウルム近郊へ行きます。


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フランス旅行記: ヴァッケラス、モルモントゥ 

7月15日
プロバンス最後の日。
気温も30度になり、ミストラルも静まったので、もっと居たい気分。
でも残念ながら1週間の滞在もあと一日で終わりだ。

最後の日は何をしようかと考えた結果、ヴァッケラスの醸造所に行くことにした。
というのも、先日レストランで飲んだヴァケラスのワインがとってんも美味しかったので、その醸造所にいってみることにしたのだった。

ヴァッケラスの近くにあるアモリエル醸造所。
この醸造所は、ヴァッケラス、コートローヌ、テーブルワインを生産しているようだ。



まずは、お昼ご飯。



セミがミンミンなく木の下で、南仏を耳からも満喫。


そして、醸造所に到着。




早速試飲です。



レストランで飲んだのと同じワインがあるある。
ただ、年代が2009年ではなく、2011年しかない。2009年は力強いワインだったと、醸造所の人がおっしゃるように、味がずいぶん違う。

結局、それではないワインをまた数箱購入したQちゃん。
ただし、数年寝かせないとまだ楽しめない感じのワインんだったので、数年先どうなるか楽しみだ。

もう一箇所も試飲をして、最後は、再びモルモントゥの山へ。
今度は反対側から走って下るコースだ。
私は再び伴走。



頂上から下ると、ラベンダー畑を通り、ラベンダーを摘み取って干しているとことに遭遇。




そして、最後のプロバンスでの夕食。
お目当てのレストラン行ったものの、残念ながらお休み。
他のレストランで食べることにしました。
メインは感激するほどのものではなかったのだけど、前菜のプロバンス風野菜のテリーヌがとっても美味しかった。


宿に戻ってからテラスに座って、赤ワイン味わいながら、プロバンス最後の夜をしみじみと楽しみました。



4回目の南仏だったが、また来たい!!

フランス旅行記2014: St.Saturnin les Apt,モルモントゥ 

7月14日(月)
フランスの国民の祝日。
ドイツと同じように考えて、お店はしまっていると思ったら、少なくとも午前中あいていた。
国が違うと閉店法もちがうのですね。
日曜日も買い物ができるフランスは便利だ。

今日も私達の宿泊している村、St.Saturnin les Aptのパン屋にお昼用にバケットとキッシュを買いに行った。
ここのパン屋さんのバケット、本当に美味しくて、毎日食べても飽きない。
しかも60セント。今日は祝日用の特別なバケットがあったが、それでも1ユーロ20セント。病みつきになりそう。

ちなみに、キッシュを入れる紙袋がまたかわいい。




この日は村の市場が開かれていた。
といってガラクタ市という感じだった。この村の散歩道があったので行ってみた。



この村の郊外に滞在中。




古い水車も味がある。




その後車を走らせて、Sultへ。
村の周りは沢山のラベンダー畑が点在していた。



ラベンダー製品の多くがここのラベンダーで作られているようだ。
素敵な、ラベンダー製品のお店も。




そしてまたもや、目を見張るようなラベンダー畑でお昼ご飯。




そして、Qちゃんは、自転車に乗ってモルモントゥの山を走ると。



モルモントゥの山は、自転車乗りにとっては聖なる山のようで、一度は走りたいところだそうな。Qちゃんはなんどもすでに走っているが、ここまできて、走らない訳にはいかない。風邪もなんのその。



私は車で伴走。というか、少し先に行っては待って。。という感じです伴走していました。


さて、その夜、テラスにいるとブーンと何か飛んできました。
見ると、クワガタではないですか。
懐かしい。ヨーロッパで遭遇したのは初めて。



なかなか立派なクワガタだ。
ちょうど前日に、クワガタが飛んでいるの遭遇して、Qちゃん共々感激していたところだった。

桃をやってみたが、全く食べなかった。


子どもの頃読んだファーブル昆虫記。
さすがは、ファーブルを生んだ南仏だけある。昆虫豊富だ。
激しい蝉の声を耳にできるところもあるし、ある種故郷日本の夏を思い出させてくれるのだ。



フランス旅行記:Gorges de l'Oppedetteで山歩き他 

7月13日
昼前から山歩きをした。

そこに行くまでに、素敵なラベンダー畑に遭遇。







何度か見ても飽きない。


さて、山歩きは、深い谷周りをぐるりと回るハイキングコースだ。



その後、周りにラベンダーがいっぱいの素敵な村へ。




村からの眺め。


ラベンダーが眩しく、時折むせるような匂いが漂う。





本当にきれい!

フランス旅行記:アプト、ミネルヴァ他 

7月12日(土)
このところ、画像が上手くアップできず、ブログが滞っておりました。

まずは午前中、アプト市場へ。


ものすごい規模に圧倒されてしまいました。



オリーブ屋さんの入れ物からして
かわいい。

色々買うぞ!と勇んで行ったのですが、結局安売りしていたアプリコットとバケットを買っただけ。。
もう、マルクとのレベルがドイツとは違う。豊かな国を実感です。

そして、現地の人で賑わっているお惣菜屋さんを発見。
早速入ってみると、どれも美味しそう!


このトマトのファルシーを二つ購入。
一つ2ユーロと、安くはないけど、これまた超美味しかった。

そして、おいしそうなパテが。。



この左端の、パテ・ドカンパーニュ一切れ購入。一番売れていたし、なんといっても、私もクリスマスなどで自分で作ったりするので、興味があった。

本場のは、レバーの味が強いかんじ。

その後、Bonnieoux(ボニュ)、Lacoste、Menerbes(ミネルバ)といった小さな村を訪れた。

その後、st.Hilaire修道院見学。


最後にOppede Le vieuxという、寂れてしまった村の跡地を見学して、宿に戻った。

夕食は、初日に行ったレストランへ。
前菜は、パテとサラダ。
このパテ、玉ねぎ甘露煮と共に食べるととっても美味しかった!

しかーし。
メインのお料理がブーイング。
私の鳥肉に火が通ってないは、ジャガイモは焼き過ぎてるは。。。これはおフランスレストランとしてはあかんのと違いますかね?

宿に帰って、テラスでの見直しました。










2014年フランス旅行記: セナンク修道院、ヴェナスク 

7月11日。
今日もミストラルが強いものの、お天気は快晴。気温もようやく夏らしくなってきた。
26度でカラッとした地中海式気候は本当に過ごしやすい。

まずは車でゴルド方面走り、セナンク修道院へ。
この修道院は13世紀からたたずんでいるロマネスク様式で、古い。
私達はロマネスク様式の建物やローマ時代の遺跡などを見学するのが旅の常だが、ここ南フランスは、その希望に大きく答えてくれる絶好の旅行先だ。

さて、そのセナンク修道院は、ラベンダーでも有名なところ。ここのラベンダー畑は世界で最も知られているかもしれない。
内部は以前訪れた時に見学したが、ラベンダーの時期は終わっていたので、一度この時期に来てみたかったのだ。

やはり、素晴らしい景色!



ラベンダーの香りも心地よい。


ラベンダー良い香りを嗅ぐとプロバンス滞在していることを実感だ。


しばしの間、目と鼻の保養をしてから、さらに車を走らせ、小さな村ヴェナスクへ。
フランスで最も綺麗な村の一つだとか。
そこに、またまたロマネスク様式の古い教会が立っていた。


教会の最も古い部分は、ローマ時代からあるようで、2ユーロで見学できる。



なるほど、柱がローマ時代のものだわ。

教会自体も見学。



ヴェナスクから遠くにモルモントゥの山が見える。自転車乗りにとっては走るべき聖地のような山だとか。
Qちゃんももちろん何度か走りました。



途中美味しいバケット、ハム、チーズ、タップナーデ、果物でランチタイム。
これも私達の旅のパターンなのだ。
フランスはまたパンが美味しいので、それだけでも大満足のお昼です。

その後は車でドライブしたり、自然の中を散策したり。




沢山のラベンダーを満喫した一日だった。

フランス旅行記: ルシオン、ボリ巡り山歩き 

7月10日。
今日もミストラルが強い一日だった。
Qちゃんの風邪も良くならず。
それでもジッとしてられない性分なので、とにかく出かけることにしました。
朝食の時に宿の奥さんから聞いた情報に従い、まずはロシヨンのマルクトへ。


マルクトは小さかった。街の中も少し散策し、小物屋さんで、少し買い物も。フランスは、可愛らしいものが多くて、ついつい買い物してしまいます。

その後、こちらも宿の奥さんから教えていただいた、近くの山のボリ巡りをするこのになった。



ボリとは、先住民が石を積み上げて作った洞窟だ。それが見事に残っているのだ。



貯水目的のボリも。



こういったボリがけっこう沢山残っているのです。



途中ラベンダー畑にも遭遇。
ぎりぎりラベンダーを体験出来てよかった!



お楽しみの夕食は、宿から4kmほど離れたVillarsという村にあるレストラン、Auberge du villarsoisでメニューを注文した。

前菜は、サヤエンドウとフレッシュチーズのテリーヌとトマトとバジル。


メインは今日もラム。そら豆と人参と共に煮込んだもの。



そしてデザートは私は今日もクリームブリュー。



ワインがまた美味しかった!
私達の好きなヴァケラスだ。



このメニューで22ユーロとは。
すごく充実のメニューでした。

Qちゃんも大満足。
このレストランもまたリピートしたいな。

2014年フランス旅行記: プロバンスへ移動 & ジゴンダス 

7月9日
今朝もイマイチのお天気で肌寒いアルザスを後にして、目的地プロバンスへと車を走らせました。
車で約7時間の移動でしたが、プロバンスに近づくにつれてお天気が良くなってきました。さすがは南仏だ。

私達の宿はアプトの近くの村だが、そこに行く前にジゴンダスに立ち寄りました。
私達の大好きな南仏のワインの地域です。ブロンベリーのような、それでいて深みのある力強いワインで、とっても美味しいです。

ジゴンンダスの様々な醸造所のワインを試飲即売するところがあります。




Qちゃんは早速中へ入って行きます。



4年前にも一度きたことがありますが、少し改装されて綺麗になっていました。




今日も真剣に試飲するQちゃん。



そして、
一箱お買い上げ!




それから、隣村のヴァケラスにも立ち寄りました。
ヴァケラスのワインも私達のお気に入りなので行ってみたかったのです。
すぐに、いつも飲んでるワインの醸造所を発見。


驚いたことに、ここのワインはドイツで買う方が安いようだった。
そういうこともあるのですね。


その後はまた車を走らせて、宿のあるルベロン地方へ。



赤い岩が見えるところがルシオン。




そして、アプト近郊にある宿に到着。



3部屋だけ宿を提供しているところだ。
私達は南仏で宿泊する時は、こういったタイプの宿を好んで予約します。
小さい宿が好みなのです。



お部屋はとってもかわいい。


部屋には眺めの良い広いテラスもあります。


宿のご夫妻もとてもフレンドリーな方でした。



さて、お楽しみの夕食タイム。
この村で一軒、小さいレストランを見つけました。
厨房を覗くと、女性が二人で調理している。料理上手な村の女性が夏場だけ開いているのかも。
さすがは、フランス人女性だわ。

ラム料理を食べました。


デザートにクレーム・ブィレも。




最高に美味しかったので、滞在中リピートしようと思います。



Qちゃんは、昨日から風邪ぎみで、かなりしんどそうなのが、かわいそう。
早く元気になってほしいな。





2014年フランス旅行記 :エルザス 

7月7日。
昼頃ライプチヒを車で出発して、一路エルザスへ向かいました。
そして夕方7時ごろ到着。
ちょうど同じ日にエルザスに行くと聞いていたKさん御夫妻と同じ村、エグイスハイムに宿泊することにしていたので、連絡をしあい、無事合流。
嬉しい再開を果たしました。

一緒に可愛い村を散策。



そして一緒に夕食を食べて楽しい時間を過ごしました。


さて、今日も朝から雨のお天気。
とりあえず、コルマーに行って、ウンターリンデン美術館を見学。
その後、リクヴィアという村にも立ち寄って、散策。
そこでエルザス柄のテーブルクロスをゲットしました。

昨晩から喉が痛いと言っているQちゃんは、朝から元気がないので、早めに宿へ戻り、お昼寝してもらしました。
私はその間、エグイスハイムをぷらぷら散策。

私達の宿は、le hameauという名前ですが、ワイン蔵でもあります。


古い組み木作りの蔵が綺麗に改装されています。
そこで、5時からK子さん夫妻と4人でワインプローべを楽しみました。



Qちゃんも真剣です。
さすがはエルザスの白ワイン。
美味しい。
結局Qちゃん、3ケースほど買ってしまったみたい。
ちょっと買いすぎちゃいますか?
これからまだプロバンスでも買う予定なのに。

それにしても、可愛い村です。



どこも絵になる。



明日は、エルザスを後にして、プロバンスへと車を走らせます。