パリに行ってきます! 

今日から5日間ほどパリに行ってきます。
ベルリンの女声アンサンブル和と神戸のアンサンブル、甲南ソーラーと合同で合唱祭に参加するのが第一目的ですが、勿論観光も楽しむ予定です。

予定通り今朝7:00前に家を出ると、久々に虹が綺麗にかかっていました。



幸先よいぞ!と思いきや、ライプチヒの駅着く頃になって、コンロを止めたか不安になってきた私。90%大丈夫なんだけど、確認しないと道中ずっと気になってしまう。おまけにQちゃんも不在なのでだおさらです。

結局タクシーで一度戻って確認。
やはりちゃんと消していたけど、これで安心。一本後の電車に間に合い中央駅から15分で、ライプチヒ空港に到着しました。
チェックインはオンラインでしていたので、荷物を預けるだけ。

こちらが空港のホールです。



比較的新しく、広々としてあまり混雑することもないので、結構気に入っています。

間もなく搭乗です。
心配していたルフトハンザ客室乗務員のストライキが、明日からにずれたので、ホッ。
ドュッセルドルフで乗り換えてパリへと向かいます。
愉快な仲間とのパリ滞在。珍道中間違いないので楽しみです。
それでは行ってきます!


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忙しい毎日とあり合わせパスタ 

先週の木曜日から仕事が多忙で3泊ベルリンに泊まっていました。
幸い従姉妹がベルリンにいるので、今回はそこにお世話になりました。
土曜日まで仕事があったので、その夜ようやく従姉妹と一緒にゆっくり夕食を食べれてリラックス。
日曜日はアンサンブル和でポツダムの生け花展で歌うことになっていたので、10時過ぎに一緒に出発しました。

1時から本番だったのですが、お客さんは数えるほど。ちょっとがっかり。。。
宣伝不足だったようです。
ま、これからいろいろ出演予定が目白押しなので、そもそも練習のつもりで参加したのいいんだけどね。。。


夕方帰宅してしばらくすると、Qちゃんが自転車レ-スから戻ってきました。
私が不在の間に2回のレ-スがあったとか。しかも1位と2位という好成績。
トロフィ-、花、花瓶、ビ-ル、商品が盛られた籠。。おまけに200ユ-ロももらえたとか。
Qちゃんご満悦。

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私が観戦に行かない方が、好成績を残せるみたいやわ。
なんちゅうこっちゃ!ってもろ関西弁になってしもたわ。。。


なにか夕食をと、冷蔵庫を開けると牛肉が1.5キロもある。
今週はQちゃんは火曜日から、私は木曜日から家をあけるというのに、こんなに肉を買ってどうするつもりなんでしょう?
きっと食べたかったから買ったのでしょうけど、計画性がないのよね!
家を空ける前は、なるべく冷蔵庫のものを消費して空っぽを目指さないといけないというのに、これではまるで逆。
なんちゅうこっちゃ!

しょうがないので、なるべくこの牛肉を使おうと考えた結果、牛肉とズッキ-ニとエシャロッテのありあわせパスタを作ることにしました。
単にそれぞれオリ-ブオイルで炒めて、生クリ-ムとバタ-少々、パルメザンチ-ズを振りかけてできあがり。

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そして、これまた冷蔵庫の底で眠っていたフェンヒェルを薄く切って、塩コショウ、レモン汁とオリ-ブオイルを振りかけて、サラダに。

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ほんのりアニス味がさっぱりおいしい。
フェンヒェルは私の好きなお野菜の一つです。


今週もまだまだ忙しい。
気合入れて、がんばろっ。






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桃のス-プ 

ドイツで売られている桃は、たいていがイタリア、スペイン、そしてフランスからきています。
日本の桃に比べてずいぶん小さく、果肉の色は黄色いのが多い。
でも、中には日本の白桃のような果肉のものもあります。
ここ数年、店頭でよく見るようになったのが、円盤の形をした桃。
種が小さく、味も甘くておいしい。
こちらも黄色いのと白いのとあります。
1キロ300円弱。
果物は日本に比べて本当に安くて助かります。

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今日も夏日だったライプチヒ。
汗ばむ日には、冷たい桃のス-プがおいしい。
この円盤型の白桃で桃のス-プを作りました。


桃を来たらすぐにレモン汁をかけ、ハンドミキサ-にかけます。
野菜ブイヨンを少しだけ加え、塩を少々。
最後に生クリ-ム加え、しばらく冷やしたらできあがり!
超簡単です。

Momo2 k

ス-プの色はそのときの桃の色に左右されますが、今日のはほんのりピンク色に仕上がりました。
口当たりがよくて、暑い日にはもってこいのス-プです。
この夏すでに3回目。
でももう暑い日もそんなに続かないでしょうから、今日がこの夏最後の桃のス-プかな。






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ベランダでバ-ベキュ- 

昨日から夏日のライプチヒ。
気温は30度を越えています。
先日新しく買った丸型バ-ベキュ-キットを試してみたく、夕方アパ-トの下にある芝生でやってみようと、朝から決めていました。Qちゃんがお隣さんのM&Mさんも誘ったところ、彼らのべランダでやろうということになりました。
夏場はよくお世話になる彼らのベランダですが、バ-ベキュ-をするのははじめてです。

夕方集合するまで、午前中買い物と準備。その後中古車をまた見に行き、そのままゴルフ場まで一緒に行き、私はゴルフの打ちっ放しとショ-トコ-スで練習。
Qちゃんはそこから家まで自転車で帰りました。
お天気よくて、スポ-ツには最高に気持ちよかった。


さて、19時集合。

Qちゃんが火を起こしている間に、まずはアペリティフ。

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スヌ-ピ-男Q。
今日は、グリルマイスタ-です。

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お肉はラムと豚肉。
ラムはロ-ズマリ-、ニンイク、オリ-ブオイルにつけておいたもの。
豚肉は、半分は塩コショウとディジョンマスタ-ドを塗ったもの。
もう半分は、ニンニク、ショウガ、醤油、ごま油、コチュジャンで漬けておいた、焼肉風。
お野菜は、トウモロコシ、ニンジン、玉ねぎ、ズッキ-ニ。
そして焼きおにぎり。
箸休めは、トマトサラダを作りました。

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野菜用に、大根おろしと醤油とお酢をまぜたものも用意したところ、M&Mさん達、えらく気に入っていました。


最後は、Mさんがきれいに盛り付けた果物をいただきました。

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日が暮れて、ろうそくの明かりが心地よい。

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夏はやっぱりバ-ベキュ-が最高。
あともう一回ぐらいしたいなぁ。




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夏が戻ってきたライプチヒ 

今週はじめからお天気も良く、気温も上昇。
今日は、日中の気温が25度ぐらいまであがりました。
もう最高の気候です。
朝から、またいつものごとく、お天気が良い日なのであせっていたのですが、家事もたまっていて、ほかにもいろいろやることがあって、おまけに長電話までしてしまったので午前中、あっという間に時間がたってしまいました。
午後買い物から帰っていろいろ用事をしているともう夕方近くになっている。
本当はゴルフかテニスに行きたいところでしたが、ゴルフはもう行くにはちょっとおそすぎる。
テニスをするにはちょっと体調がもひとつだし、トレ-ニングに日でないので、第一一人ではできない。
ということで、自転車で近くの公園、ロ-ゼンタ-ルに久しぶりに行くことにしました。


からっとした雲ひとつないお天気。
森の中はしばらく行くと、高台があり、そこを登りつめると展望台があります。

今日は、空気が澄み切っているライプチヒ。
展望台からくっきりと街中の景色が目に入りました。



左の端のほうに見える茶色い建物が、諸国民の戦い記念碑。
その隣に塔とともに屋根が見えているのが、トーマス教会。
そして中央より少し右にそびえる塔は、ライプチヒ市役所の建物の一部です。


今週末は気温が30度を超すらしく、うれしい悲鳴。
数えるほどしかない夏らしい日を、120%エンジョイしたいと思います。



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仔牛肉の包み煮レモン風味 

まだ8月初旬だというにの気温は20度ぐらいというドイツ。
もう夏は終わってしまったのでしょうか。
日本の酷暑の中生活されている人にとっては、うらやましいと思われるかもしれませんが、夏が涼しすぎてお天気もいまいちなのが続くと、ただでさえ暗く長い冬が待ってる国に住む者にとっては、それはそれでかなりのストレスになります。
これは、私もこちらにくるまで考えもしなかったことです。
そのため、お天気が良くて暑い日は、100%エンジョイしなくては!と朝からあせってしまいます。

そんな中、今日は午前中ゆっくり過ごした後、午後からQちゃんと二人でまずは町にでかけてお買い物。
Qちゃんのズボンがいよいよ危なくなってきたので、Qちゃんにとっては3年に一度ぐらいの衣服の買い物ディです。
私もついでにジ-ンズと、ズボンを一着購入。
その後、IKEAに行って、台所にひとつ棚と、浴室の掃除道具入れのホッカ-を買いたかったのですが、適当なのが見つからず、結局断念。
その後IKEA近くの自転車屋、Stadlerに行って、Qちゃんの自転車備品を購入。
途中、いろいろ中古車屋さんを回って、いろんな車を下見したりもしました。
我が家の車、ギア-が調子悪くて変な音がするのでみてもらったら、修理費がかなりかかることがわかったので、近いうちに
車を買わなくては。。。とそちらも探しているところです。
なんとか、車が故障して動かなくなるまでに、次の車を買いたい。

そんなかんなで、けっこう時間がかかってしまい、帰宅したら、もう18時を回っていました。
当初、仔牛肉のツナソ-スを作る予定だったのですが、これは時間がけっこうかかるお料理なので断念。
急遽変更して、比較的短時間でできるお料理をと、塊の仔牛肉を薄く切って、包み煮レモン風味を作ることにしました。


薄切り肉に、セ-ジとチ-ズ(パルメザンか、モッツァレラ)を棒状にきったものをいれて、包み爪楊枝でとめます。
フライパンにオリ-ブオイルとニンニクみじん切りをいれて炒め、お肉をこんがり焼き付けます。
お肉の上に薄切りレモンをおき、ブイヨンを入れて蓋をしてしばらく煮ます。
最後にイタリアンパセリをのせ、今回は、食べる直前にペコリ-ノチ-ズも削って振り掛けました。




レモンの酸味がほんのりきいて、なかなグッド!
ペコリ-ノチ-ズをふりかけると、アクセントになっていっそうおいしい。
フィレンツェでよく食されるお料理だとか。


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今回はパルメジャンチ-ズを中にいれたけど、次回はモツァレラでやってみたいな。


明日は良いお天気になりそう。
それぞれのスポ-ツデイなので、うれしい!



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白身魚のソテ-・アンチョビ-ケッパ-ソ-ス添え 

昨晩のオリンピック、なでしこジャパンとアメリカとの決勝戦、残念でしたね。
後半、けっこう善戦していたので同点に追いつくと最後まで信じていたのですが。。。
でも、女子サッカ-のオリンピック銀メダルは今回が初めてですから、快挙です。
なでしこの皆さん、お疲れ様!
海外にいると、日本人が世界を相手にがんばっている姿をみると、それだけで感動してしまうのは、私だけではないと思います。

ところで、決勝戦の模様はテレビ中継はなかったものの、ドイツ第二テレビZDFのネットでライブストリ-ミングとして放映してくれたので、見ることができました。
その実況の中でも言ってましたが、日本の男子サッカ-選手はビジネスクラスでロンドン入りしたのに対し、なでしこはエコノミ-クラスだったとか。
イギリスのメディアなどは、「男女差別だ」などと、驚きの反応を隠せないようです。
私は、なでしこの選手達がビジネスでなかったことに驚くよりももしろ、男子サッカ-選手がビジネスクラスだったことが驚きです。なぜなら、オリンピック日本選手団は、柔道などの体が大きな選手以外は皆エコノミ-クラスでロンドン入りしているのに、男子サッカ-選手全員が、ビジネスということ自体、不公平だと思うのです。
どうやら、日本サッカ-協会が「男子サッカ-選手はプロだから考慮しろ」ということで、ごり押ししたとのこと。
腑に落ちない話です。


さて、今日は一日家事をして、夕方のテニスまでに夕食の準備をと、買い物に行ったところ、新鮮な白身の魚がありました。
Kabeljauというドイツ名で、タラの一種。しかも今日は特価だったで、迷わず購入。
ソテ-にしました。
ソ-スは、アンチョビ-、ケッパ-のみじん切り、白ワイン、バタ-を魚を焼いた後にフライパンに入れて混ぜ合わせます。
パセリを振ってできあがり。

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あっさり系のソ-スです。
白身魚はクリ-ム系、トマト系など、どんなソ-スでも合っておいしい。
でも、今日は焼き方がへたで、一部見崩れしてしまいました。

付け合せはジャガイモのロ-ズマリ-焼き。

テニスの後だったので、特においしかった!




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ラムのソテ- バルザミコビネガ-風味 

週末は来客ラッシュでした。
金曜日には合唱が大好きな日本人&デンマ-ク人カップルをを招待。
話がはずんで、調子に乗って飲みすぎしてしまい、土曜日は一日頭が重く、お腹の調子も悪くなってしまいました。トホホ。。

そして、日曜日は南ドイツはウルム近郊に住むQちゃんの母が、カッセルにカルチャ-旅行に来たついでにライプチヒに立ち寄ってくれました。
Qちゃんの母は、高校の音楽教師を退職した後、ここ数年は年の半分以上はインドに行って、障害のある身寄りのない子供達の施設で子供達のお世話をするボランティアを行っています。
どこの国であろうと、どんな子供であろうと精一杯の愛情を注ぐ母。頭が下がります。
私達が子供に恵まれなかったので、きっと孫代わりにインドの子供達に愛情を注いでいるのでしょう。
でも、私達に子供ができなかったことに対し、これまで一度でも不満げな発言をしたり、ひつこく尋ねたりなどしたことはありませんでした。
人間的に尊敬できる義母です。

そんな義母がはるばるライプチヒにやってきました。
毎年クリスマスはライプチヒに来てくれますが、夏場ははじめて。
メインディッシュは義母の好きなラム料理をすることにしました。

ラムは、ベルリンのトルコ人のお店で売られているラムが私は一番好きなのですが、ライプチヒには残念ながらトルコ人のお店がありません。
ライプチヒにはモロッコ人のお店でラムが買えるのですが、ちょっと大きくてかなり匂いがありました。
ベルリンのトルコ人のお店のラムは、ちょうど良い大きさのラムで、臭みもなく、ジュ-シ-でおいしいのです。
他にライプチヒで買えるラムは、デパ地下で買えるニュ-ジ-ランド産のラム。
こちらは小さすぎて今度はちょっと味がマイルドすぎて物足りないのですが、匂いがきついのよりはましなので、ライプチヒでラムを買うときは、こちらを購入することにしています。

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まず、ケイパ-、ニンニク、イタリアンパセリ、ロ-ズマリ-、アンチョビ-(今回は入れ忘れましたが)を微塵ぎりにして、パルザミコ酢といっしょに合わせておきます。
ラムは両面に塩コショウをして、小麦粉を振っておきます。
オリ-ブオイルでラムをこんがり焼いたら、白ワインを投入。
アルコ-ルを飛ばしたら、合わせておいたソ-スを入れて、しばらく煮詰めます。
煮詰まってきて、トロッとしてきたらできあがり!

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付け合せはラタトゥイユ。
酸味がきいてさっぱりいただけるラムのソテ-です。

今度はベルリンのトルコ人のお店のラムで作りたい。




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ライプチヒで広島原爆についての講演会 

8月3日の午後、映像作家の田邊雅章さんによる広島の原爆についての講演会が、ライプチヒのバッハ博物館のホ-ルで行われました。
田邊さんは非核特使として、世界各地で講演をされていおり、今回ベルリンの日本大使館の招きで、ライプチヒ、ベルリン、ハノ-バ-の3箇所をまわられます。

40人ほどのライプチヒ市民が集まりました。

まずは、日本大使によるご挨拶。

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田邊さんは広島の原爆で、爆心地付近に住んでおられたご両親と弟を亡くされ、祖母も9年後になくなられたそうです。
ご自身は当時8歳。疎開をしていたため、免れたものの、爆心地とは知らずに家族を探しに広島に戻ったため、被爆。
その後は悲惨な原爆のことは忘れようと、自分が被爆者であることを役50年間ひた隠しにして生活していたそうです。
しかし、その後自分の経験を多くの人に聞いてもらうのが自分の務めだと思い立ち、爆心地の様子をコンピュ-タ-グラフィックで再現する映像や、原爆当時の様子を知る人々のインタヴュ-などで記録映画を作られました。



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最初にその記録映画を上映された後、自らの経験んを語られました。

ご両親と弟の遺体はいまだ行方不明。いつか帰ってくるのでは。。。といまだ葬儀は執り行っていないと語る田邊さん。
被爆者の方の話は、どなたの話を聞いても悲惨で胸が締め付けられる思いになります。

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第二次世界大戦を語れる生き証人の方の高齢化に伴い、貴重な話を聞く機会が今後どんどん少なくなっていく中、
田邊さんの講演や映画は、将来の平和のためにはますます重要なものになっていきます。
とりわけ人類の犯した大きな過ちである、原爆投下、そしてホロコ-スト。
この二つは永久に語り継がれていかなければなりません。

ただ、今回のお話を聞いていて、ひとつだけピンと来ない点がありました。
お話の中に、「ドイツと日本の両国はは第二次世界大戦で多大な被害を被りました。だからこそ、両国が将来の平和のために手を携えていかないといけないのです。」とおっしゃった点。
一見もっともらしい話なのですが、ドイツに長く住む私の耳には少しばかり違和感が残りました。

ドイツ人にとっては、第二次世界大戦は敗戦国で被害者というよりはむしろ、ナチスによる他国への加害者、とりわけユダヤ人大虐殺という人類史上ありえない規模の罪を犯したという意識の方が強いのです。少なくとも、現在の学校教育ではそのように教えられているのです。
一方、日本も、近隣諸国への侵攻、とりわけ南京大虐殺や従軍慰安婦問題など、ホロコ-ストとは比較できないとしても、加害の歴史がはっきりと刻まれているのです。
しかし、原爆投下による被害者意識があまりにも大きいため、加害者としての意識が薄れてしまっているように思うのです。
私自身も、日本にいた頃は、日本は戦争、とりわけ原爆の被害国だという思いが大半を占めていました。
しかし、ドイツに生活するようになって、自分がかなり偏った考えでいたのではと、気づくようになりました。
ドイツも連合国による空襲等で多くの方が亡くなり、多くの被害を受けたにもかかわらず、加害の歴史を決して忘れてはならないという計らいが常に感じられるのです。

唯一の原爆被爆国である日本は、原子力兵器廃止、そして平和のためにアピ-ルしていくことが大きな任務であることは言うまでもありません。
空襲とは比較にならない原爆による被害の模様、原爆症のおそろしさ、それにともなう差別などを世界中の人々に知ってもらわないといけません。
そのためにも、被爆者の方の生の経験談をお聞きしたり、原爆の語り部のお話を記録に残していくことは、平和のために次の世代にとっても不可欠なことです。
それと同時に、加害の歴史もふりかえることができれば、バランスの良い平和へのアピ-ルになるのではないでしょうか。




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ライプチヒのおいしい中華屋さん 

ライプチヒは旧東ドイツの町の中ではかなりモダンな大都市ではあるのですが、ベルリンに比べると、まだまだリピ-トしたいようなレストランに巡り合いません。
しかも家でのんびり食事するのが好きな私達は、あまり外食をしないこともあって、ますますレストランの発掘がしにくいのも確かです。
そんな中、昨晩はお隣さんでお友達のM&Mさんのお勧めの中華料理屋さんに、一緒に行きました。

ライプチヒはPlagwitz地区にあるChinabrenner(住所: Gießerstrasse 18 ).
メニュ-を見ると、四川料理のようです。
また、このお店独自のビ-ル、Rotes Bierというのもドイツで作っていて、なかなかおもしろい。
そして注文は、料理が記載された用紙に、客が注文したいものを鉛筆でチェックして渡すという合理的なシステム。


注文したのは、
マンゴ-と七面鳥。
ソ-スが美味しかったのですが、お肉が半生のところがあって、焼きがちょっと弱かった。





豆腐料理。
なかなかグッド!
ソ-スがちょっと辛めでしたが。

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水餃子。
とってもおいしかった!

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エビのピリから。
全然辛くなかった。
でも、ニンニク、ショウガ、ネギを使った素朴で基本的な中華の味でした。

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そのほか、豚の角煮中華風も見た目よりもなかなかおいしかった。



外に座って、ビ-ルと共に美味しくいただきました。


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欲を言えば、ご飯を別注文しなくても、つけてほしかった。
それと、取り皿によそうためのスプ-ンとかを各お料理につけてほしかったなぁ。
お箸ではやっぱりとりにくい。

でも、この中華屋さん、なかなかいけるやん。
味の素を一杯使った、ドイツの標準的な中華屋さんとはちょっとちがうかんじ。
ライプチヒにこんな店があったとは、ちょとびっくりでした。
ちょっと値段は高めだけど、また来たいな。



家に戻ってから、Qちゃんが地下室から一本赤ワインを持ってきて、M&Mさんのバルコニ-で飲むことになりました。
南仏のヴァケラスのワイン。
少し空気にふれさせておいたら、美味しくなりました。


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ところで、ちょうどこの夜は、北島康介選手の200m平泳ぎ決勝が行われていたので、気になってしょうがなかった私。
我慢できずに、レストランでアイフォンで結果をしらべたところ、4位。。。
いやぁ、オリンピック3連覇がかなわず残念ではありますが、北島選手本当にお疲れさまでした!
オリンピック2連覇というだけでもとてつもないこと。
胸を張って帰国していただきたいものです。

そして、ついにやりましたね。内村航平選手の金メダル!!
やっぱり日本人がメダル獲得したら、正直嬉しい。

ロンドンオリンピック、まだまだいろんな感動のドラマを生んでくれそうで、楽しみです。






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